競売物件の情報を発信しているサイトがあるので、それを利用しましょう。インターネット上にはこうしたサイトがいくつもあり、条件を指定して探すことも可能です。できるだけ大手のサイトのほうが情報量も充実しており、リサーチもしやすくなっています。サイトによって掲載されている情報が異なることも多いため、複数サイトを利用するのがおすすめです。
競売物件を手に入れるには、物件を落札しなくてはなりません。物件の入札期間が設けられるので、期間中に専用の入札用紙に必要事項を記入し、裁判所に提出しましょう。また、入札を行うときには保証金が必要となります。最低落札価格の2割が保証金となるため準備してください。競売はオークションと同じなので、自分よりも高値をつけた人がいればその人が落札者となります。
無事に落札ができたら、物件の残代金を裁判所に納付しなくてはなりません。残代金の支払いは分割が不可となっているので注意しましょう。まとまった自己資金がないのなら、金融機関から借り入れる手もあります。不動産を手に入れたときには登記が必要となりますが、この手続きは裁判所が代行してくれます。個人で法務局に登記の手続きを行う必要はありません。